Human stem cell
ヒト幹細胞とは
ヒト幹細胞とは、新しい細胞の生まれ変わりや再生を促進してくれる細胞の事です。
その細胞を培養して再生医療などの治療に役立てているのですが、培養する際に出る上澄みの液体が
”ヒト幹細胞培養液”
この液体の中には人が本来持っている再生能力を引き上げてくれる効果のある成長因子=グロースファクターがたっぷり含まれています。
ヒト幹細胞培養液には骨髄由来、歯髄由来、脂肪由来や臍帯血由来など様々な種類があるのですが、美容の多くは脂肪由来を使用しています。由来により有用性は大きく変わり、価格も変わってきます。
超希少な臍帯血由来
培養液は培養士の経験や技術で質が変わり成長因子の有用性も変化してしまうほど、とても匠な技術が求められます。洗練された技術により有用性を最大限高めることにより臍帯血由来は脂肪由来と比べると有用性が2〜8倍も高く、中でも特に多いのがEGF!!約8倍も有用性が高いと言われています。他にもまだまだ沢山のグロースファクターを含む培養液には魅力と可能性が詰まっています。
注目の若返り因子"GDF -11"
記憶、筋力、心機能、血管、持久力そして嗅覚の若返りを実証する3つの研究が国際的な学術誌「Nature Medicine」と「Science」に同時に発表されました。【GDF11】の投与によって示されたことから
GDF11=若返り因子
として注目されています。
GDF11を多く含む、ヒト臍帯血由来幹細胞培養液は脂肪由来や骨髄由来に比べ60倍以上のGDF-11の発現が確認され、老化した皮膚の再生を促してくれます。
ロアアンドの製造ラボでは、早くからGDF -11の魅力に着目し、臍帯血由来ならではの魅力を引き出す研究を日々重ねています。
ヒト幹細胞培養液の主な有用成分4種
EGF:ターンオーバーを促す
「上皮細胞増殖因子」や「表皮細胞成長因子」とも呼ばれ、53個のアミノ酸で構成されています
お肌の表面の細胞に働きかけターンオーバーを促進させる作用があり、新しい血管を作ったりキズの治りを早くする作用もあるため、シミやくすみ、ごわつき改善への効果が期待できます
IGF:新しい細胞を生み出す作用
損傷を受けた細胞の再生を促す役割。肌のハリや潤いを保つために必要なヒアルロン酸の生成にも使われる、お肌にハリを与えシワやたるみ予防に効果的です
FGF:ハリ・弾力のもとを生成する
「線維芽細胞増殖因子」や「線維芽細胞成長因子」とも呼ばれ、線維芽細胞は皮膚の奥にある真皮内の細胞に働きかけ、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸など、ハリや弾力のある肌に欠かせない美容成分を増産させる。その線維芽細胞を増殖させることで、しわやたるみを改善する効果が期待できます。抗酸化物質などを活性化する作用もあります。
TGF:コラーゲンやエラスチンを強化する
線維芽細胞の働きによって生み出されたコラーゲンやエラスチンの構造を強化する機能を持っています。
お肌の与え弾力を与える事により柔らかなお肌に近づき、抗炎症作用もあるため、お肌の組織構造を守り鎮静化させます。